下水・し尿等のすべてを肥料として有効活用することを目指し、⾧期では食品廃棄物等の処理を加えて、家畜の飼料や燃料を生成し、資源循環型の処理装置とするのが亜臨界水処理装置です。
現在、綿谷製作所と開発パートナーと共同実証中です。
亜臨界処理技術は、100℃・0.1MPa~374℃・22.1MPaの高温高圧領域で行われる高速加水分解反応を利用し、有機物を効率的に分解する技術です。 水を密閉容器内で加熱すると、気体の密度が増し、液体との境界が曖昧になります。この状態を「超臨界」といい、その直前の状態が「亜臨界」です。亜臨界水は、通常の水とは異なり、強い酸性・アルカリ性の性質を持ち、分解力が非常に高いのが特徴です。 この特性を活かし、廃棄物処理やバイオマスの分解など、環境負荷を抑えた高効率な分解技術として注目されています。
綿谷製作所の亜臨界処理技術は、高温・高圧環境下での高速加水分解反応により、有機物を効率よく分解する、廃棄物の減量化・資源化・収益化・エネルギー化を同時に実現できる、次世代の環境対応技術です。
高温・高圧領域での反応においても二酸化炭素を排出しないため、環境負荷が極めて少ない処理が可能です。
下水汚泥や家畜排せつ物を処理することで、肥料や堆肥として再利用可能。販売による収益化も期待できます。
亜臨界処理により生成される肥料は有機農産物として認可され、即効性と遅効性を兼備。また、食品廃棄物は無菌飼料として再利用可能で、農業・畜産業に高付加価値を提供します。
食品廃棄物の処理ではメタン発酵が確認されており、バイオガスなどのエネルギー生成装置としての活用も視野に入れられます。
| シングルタイプ | ツインタイプ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 形式 | ESP3-S | ESP5-S | ESP3-w | ESP5-w | |
| タンク容量 | ㎥ | 3.0 | 5.0 | 3.0×2 | 5.0×2 |
| 処理容量 | ㎥ | 3.0 | 5.0 | 3.0×2 | 5.0×2 |
| 電力使用量 | kw/h | 30 | 40 | 30×2 | 40×2 |
| 水道使用量 | ㎥ | 0.5 | 0.6 | 1 | 1.2 |
| 燃料使用量 | ㍑ | 30 | 40 | 60 | 80 |
| 電源 | V | AC100・200 | AC100・200 | AC100・200 | AC100・200 |
| ブレーカ容量 | A | 80 | 100 | 80×2 | 100×2 |
| 外寸(幅×奥行×高さ) | m | 7.1×3.8×7.0 | 7.5×4.5×7.5 | 14×4×7.0 | 15×4.5×7.5 |
| 重量(概略) | t | 6.5 | 11.0 | 13.0 | 22.0 |